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■その他「フィリップ・スパーク作品集」はこちらから 2000年以降に発表されたスパークのブラス・バンド作品の中から、大ヒットしたものを中心に集めた作品集。

ほとんどすべての作品がその後、本人の手で吹奏楽作品に生まれ変わっているので、みんなの中でもすでに演奏したよん！なんて人もいるかもね。

とにかく世界屈指のメロディーメーカーとして知られるスパークのこと・・・どの曲もほんとキャッチーで、1度聴いたら忘れられないって感じなんですが、今回のアルバムは今まで以上にその辺が明確というか、ポップな作品がそろってますよね。

なかでもオイラのお気に入りは「ポートレイト・オブ・ア・シティー」なんですが、このブラス・バンド版の演奏ときたら、気持ちいいくらいにハジケまくっちゃってて、楽しいったらありゃしない！　1度じゃ物足りなくて、マジで、2度、3度と繰り返し聴いちゃったくらいです。

あと、この中では「カレイドスコープ（万華鏡）」なんてのが吹奏楽ファンの間では人気高いですよね。

オイラも大阪市音楽団の名演を聴いて、一発でとりこになったひとりなんですが、このブラス・バンド版を聴いてみると吹奏楽とは全然違った色彩や模様が浮かび上がってくるみたいで、実に楽しかったよね。

みんなもコレ買って、ぜひ、吹奏楽版と聴き比べしてみるといいよ。

作曲の勉強をしてる音大生もぜひどうぞ。

最高の参考書になることうけあいです（笑） ps:それにしても、エンディングに入ってる「宇宙の音楽」ですが、ヨークシャーの演奏・・・なんかとてつもなくテンション高いよね。

この曲の吹奏楽バージョンの初演が2005年6月3日に大阪市音楽団の手によって行われたけど、こちらもとてつもなくすごい演奏だったみたいで、演奏後は嵐のような拍手が鳴り止まなかったみたいね。

ああ、聴きたかった・・・（って、市音が演奏したってことは、この楽譜の吹奏楽版がすでに存在するってことだよね？　ということは、いずれ出版される可能性大ってこと？） ・演奏団体：フォーデンズ・リチャードスン・バンド（Foden's Richardson Band）1,3,4 　　　　　　 　　ソリ・ブラス（Soli Brass）2 　　　　　　 　　ヨークシャー・ビルディング・ソサエティ・バンド（Yorkshire Building Society Band）5 ・指揮者：リチャード・エヴァンズ（Richard Evans）1,3,4 　　　　　　 ピート・グローエンフェルト（Piet Groeneveld）2 　　　　　　 デヴィッド・キング（David King）5 ・発売元：アングロ・レコーズ（Anglo Records） 作曲：フィリップ・スパーク（Philip Sparke）【全曲】 1. ポートレイト・オブ・ア・シティー 【13：11】 　　 Portrait of a City I）Skyline 【3:50】 II）In Autumn 【5:28】 III）Downtown 【3:53】 2. シャロム！ 【10：43】 　　 Shalom! 〜Suite of Israeli Folk Songs I）V'ha'ir Shushan & Havdala 【2:26】 II）Hanerot Halalu & Ba'olam Haba 【4:36】 III）Mishenichnas Adar, Ani Purim & Yom Tov Lanu 【3:41】 3. カレイドスコープ（万華鏡） 【11:32】 　　 Kaleidoscope（Five Variations on the Brugg Song） 4. フォー・ノベル・トゥルース 【14：35】 　　 The Four Noble Truths I）Dukkha 【3:29】 II）Samudaya 【3:00】 III）Nirodha 【3:26】 IV）Magga 【4:40】 5. 宇宙の音楽 【18：20】 　　 Music of the Spheres フルスコア購入⇒（ブラスバンド版）★

すべてがブラボー！ スパークの大傑作を集めたブラス・バンド作品集。

全部いい曲、いい演奏ばかりで、うれしさ爆発って感じですが、 なかでも「宇宙の音楽」の衝撃は格別かもね。

マジ、一生楽しめるアルバムです。