記憶をなくしたエースと1989年の球児たち 赤坂英一 講談社ウシナワレタ コウシエン アカサカ,エイイチ 発行年月:2016年04月05日 予約締切日:2016年04月04日 ページ数:345p サイズ:単行本 ISBN:9784062200417 赤坂英一(アカサカエイイチ) 1963年、広島県生まれ。
1986年に法政大学文学部卒業後、日刊現代に入社。
1988年より、スポーツ編集部でプロ野球取材を担当。
同社勤務のかたわら週刊誌、月刊誌で、スポーツを中心に人物ノンフィクションを多数執筆。
2006年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ボールが逃げていくー1989年4月5日、甲子園で最も悲劇的と言われた決勝戦/エースを襲った二度目の災難ー1999年3月21日、福岡ドームの事故/ボーイズリーグのでっかいやつらー女房役・塩路厚、好敵手・犬伏稔昌/青春の二遊間ーセカンド・内藤秀之、ショート・元木大介/よしと言うまで走ってろー上宮高校監督・山上烈の情熱と鉄拳/反発し合う三遊間ー一度も監督に殴られなかった種田仁/折れた歯を拾うなー東邦高校監督・阪口慶三に挑んだ雑草・高木幸雄の戦い/鬼の妻の背中ー住み込みのエース・山田喜久夫が見たもの/山田490球、宮田454球ー鍼を打ち、鼻血を噴いたエースたち、決勝までの4連投/跳ねた白球、光ったホームベースー東邦対上宮、延長十回裏の見えざる攻防/最後の甲子園ー山上が怒り、元木が走り、すべては終わった/ぼくを取ってくださいーエースがプロのスカウトに書いた手紙/たった一度きりの対決、ダイエー・宮田対巨人・元木ー1992年10月17日、黒潮リーグ 選抜史上最大の悲劇には、続きがあった。
決勝延長10回裏2死、上宮2ー1東邦、目前の優勝は、涙に霞んで消えた。
悲劇の投手・宮田正直は、プロ入り後も大きな波乱の中を歩む。
元木大介、種田仁ら球児と監督たちの、熱く眩しき野球人生。
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